TACOポーチが遂にアメリカ軍に大型導入される?!
HK M110A1の採用に合わせた装備購入契約が交わされる
日本でも実物が購入しやすく、サバゲーマーの間でもユーザーの多いマグポーチとして知られるHSGI(High Speed Gear:ハイスピードギア)のTACOポーチ。アメリカ軍では制式採用されてこなかったものの、使い勝手の良さや汎用性の高さから兵士個人やユニットに対し、個別に導入もしくはサポートされてきた。
今回HSGIは、陸軍との間において30000個以上のTACOポーチ購入契約を交わしたと発表。これは、先日もお伝えしたHK M110A1マークスマンライフルの採用に伴うものであるという。TACOポーチはご存知の通り、マガジン形状に関わらず容易に維持・展開が可能なため、HK417ベースとなるM110A1においても扱いやすいだろうという判断のようだ。
アメリカ陸軍は現在6612挺のM110A1を調達予定で、TACOポーチもその計画の中の1つとして動いているという。ポーチのカラーについてはまだ明らかにされていない。
HSGIは別途、海兵隊との契約で150000個のX2R TACOポーチの契約もしているとのことで、今後実績を残せばTACOポーチの大々的なアメリカ軍への進出の可能性も充分にありそうだ。